
CHAPTER 11 哀しみのメカ少女
今日もブラックマグマの作戦に利用されるダークQが作られていた・・・ 植物の品種改良の博士・植村博士の娘・ユミのダークQである。
植村博士は娘を亡くして以来、ショックから立ち直れずにいたが、そこへ漬け込んだブラックマグマはメカ人間として娘を甦らせるかわりに
人間を殺すシダを作る契約を結んだのだった。
ダークQとして生まれ変わったユミは早速博士の元へ連れて行かれた。
人間と同じに温かく、涙も流すダークQ。生きていた頃の本物そのままの娘にただ感動するばかり。 そんな博士にゼロガールズの心無い注文が。
「では約束の------」 大量のシダを運んできたゼロガールズ。
こんな取引に応じてよかったのだろうか・・・不安な表情は隠せない博士だった。
-------- 公園で美佐ちゃんと次郎くんたちがローラースケートで遊んでいた。 完全防備の美佐ちゃん、まっすぐまっすぐ進んで〜〜〜〜、
そのまま曲がれずに茂みへ一直線!! 「だめだこりゃ〜〜」「重たいオシリだぜ〜〜」
へたくその美佐ちゃんを置いて次郎くんたちは行ってしまった・・・ 一人になってしまった美佐ちゃんが・・・「・・・・??」
「植村博士だわ・・・??」 博士がユミちゃんを連れてローラースケートで遊んでいる。
「そんなバカな・・・??ユミちゃんが生きてるなんて・・・」
自分の目を疑っていると美佐ちゃんを博士が見つけた! すると博士はユミちゃんを抱えて慌てて逃げてしまった!!
--------「はい〜〜〜おまちどぉ〜〜」「ひょひょぉ〜〜〜!!」 スナックサファリではいつもの光景・・・
美佐ちゃんは帰ってくるなり、さっき見た事を報告したが・・・「ユミちゃんが病気で死んだのは1年も前のことだぜ〜。」
「他人の空似・・・ってのもあるぜ」 「気のせいじゃないのか〜」 誰も美佐ちゃんの見たことを信じない。
「ボクもお昼寝しちゃお〜」 シーシーまで!
美佐ちゃんはとうとう怒り出して、自分で徹底的に調べる事にした。
・・・・早速博士の家へ来てみると・・・部屋は派手に荒らされ、かなり急いで研究資料が持ち出されていた。
肝心の博士は・・・・博士はおろか、家はもぬけのカラだった。
荒らされた部屋に1枚の写真。 その写真には博士とユミちゃんが幸せいっぱいの笑顔で写っていた。 裏には S55,4,18という日付。
ちょうど1年前のようだ。この写真がユミちゃんの最後の写真になったに違いない・・・
そのころ・・・植村博士はどこかの研究所で毒シダ作りをさせられていた・・・物陰で不気味に微笑むダークQのユミ。
巨大なゲージの中で改良され、激しく活動するシダの塊はやがてシダモンガーに成長した!! シダモンガーは街へ飛び出していった!!
ユミがメカ人間である事を知りつつ、純粋なユミであると信じている博士は慌ててユミの元へ駆け寄り、
「見るんじゃない!!見ちゃいけない!!」 後悔の念にかられるが、そんな博士にユミは
「パパのする事全部許してあげる」 言葉上では博士をかばっているようだが、ダークQとしての任務を忠実に遂行しているのだった・・・
街ではシダモンガーが至るところに自分の頭に生えた シダを植え付けていた。ところ構わず次から次へと街中をシダだらけにしていく・・・
「あら、きれいなお花。」 公園の花壇に通りかかった親子。 男の子がきれいな花を摘もうと手をのばすと、指先が真緑に!!
「あれぇ〜〜?? わぁ〜〜!!」 体中に不思議なかぶれができていた!! そして同じような被害が街中で報告された!
その知らせを受けたサンバルカンは早速出動した! シダモンガーが必死にシダを植えているその右手にバルカンスティックが命中!
間髪いれず、サンバルカンのアニマルアクションも炸裂した!!
しかし、シダモンガーは口からシダ毒ガスを噴出し、それを煙幕にして姿を消した・・・
博士を探して山の中まで来た美佐ちゃんは湖畔で博士の姿を見つけた--------一緒にいるのは、やはりユミちゃん!?
しかし、ユミちゃんは1年前に病気で死んだはずでは・・・ ・・・とするとあのユミちゃんはダークQ!!
そんな考えを巡らせ、様子を伺っていると、博士を呼び止める声がした。「植村博士!!何をしている!!」 ゼロガールズと機械生命体だ!
連れて行かれた博士を追っていくと、ある屋敷の1室で・・・「あの毒シダは何だ!!」
博士はユミと2人でひっそりと暮らすつもりで何とか逃れようと、一時的に毒が効くだけのシダを作ったのだ
「ブラックマグマとの契約を破るとどういう事になるか分かってるんだろうねぇ??」 ゼロガールズが詰め寄る・・・
「ユミの前でそういう話はしないでくれ・・・」「おやおや。いいパパねぇ〜。」 ユミはまた不気味な笑みを浮かべていた・・・
太陽戦隊の基地では美佐ちゃんからの連絡で毒シダを作らされていたのが植村博士だという事を知り、全員驚きを隠せないでいた。
同じ頃、博士は本当に人を殺せるシダを作る最後の段階まで来ていた。
-------外でゼロガールズと楽しく遊ぶユミの姿を見て薬品を混ぜる最後の作業に踏み切れない。
「水を・・・」 ゼロガールズに許可をもらい、一時研究室を離れた博士を、いつの間にか屋敷に忍び込んでいた美佐ちゃんが見つけた!
美佐ちゃんは今すぐ逃げるように博士を促すが、「でも・・・ユミが・・・」
美佐ちゃんがユミはダークQである事、博士を害する任務が負わされている事を必死に伝えるが、たとえメカ人間であっても博士にとってはユミであるらしい。
「あの子は違う!!・・・ま、まるで死んだ娘が生き返ったような・・・」
しかしこのままここで研究を続けるわけにもいかない! 美佐ちゃんはためらう博士を無理矢理引っ張って逃げ出した!
博士はためらいながら逃げる途中で、一人でたたずむユミの姿を見つけ、美佐ちゃんの静止を振り切ってユミの元へ走っていった!
そしてそのままユミを抱えて逃げだした! 「パパ!やめて!」 ユミはダークQとしてゼロガールズに聞こえるように悲鳴をあげた!
博士の逃亡にブラックマグマも気づき、美佐ちゃんたちを追い始めた!
やっとの思いで美佐ちゃんは博士に追いつき、ダークQのユミを手離させるべく、もみ合っているうちに足を滑らせて崖を滑り落ちてしまった!
-------崖の下でマスクが剥がれ、メカ人間の無機質な顔をさらして倒れているユミ。 博士はそんなユミにマスクを再びそっと被せた・・・
むせび泣く博士の涙を顔に受けて、ユミは目を覚ました。「パパ・・・」 ユミが目を覚まし、ただただ喜ぶ博士・・・
そこへ美佐ちゃんたちを探していたサンバルカンが駆けつけた。
一方、博士達を探していたブラックマグマは無線機でユミからの受信をキャッチし、指示を出した。「裏切り者は、殺せ。」
ゼロワンの命令と共に無線のスイッチが入れられた! すると、博士の前でユミの左手首がはずれ、切断面に銃口が! あの不気味な笑みを浮かべるユミ。
「危ない!!」 すかさずイーグルがユミにするどいキックを浴びせた!
「ユミーーー!!」 慌てて駆け寄ろうとする博士を制し、「リモートコントロールされてるんです!」「メカ人間なんです!」
ユミは立ち上がって左手を真っ直ぐに博士の方へと向けた・・・
「ユミ・・・」 ところが・・・ユミは一歩一歩後ずさって行く・・・ 「ユミ!!なぜ撃たん!! 撃て! ユミ!!」
ユミが指示にもスイッチにも反応しない!! すると・・・
「パパは撃てない・・・」 ユミはそういって左手をゆっくりと下ろした・・・
「メカ人間が感情を持ったわ・・・!!」 そんなユミを見てゼロワンは、「裏切り者ォ・・・!!」 無線の別のスイッチを入れた。
ユミは急にうずくまって苦しみ出した! するとマスクがぽとりと落ちて、メカ人間本来の顔をこちらに向けた・・・
「さようなら・・・パパ・・・」 メカ人間である自分を本当の娘同様に愛してくれた父、植村博士に別れの言葉を告げて、突然駆け出した!
「さようならーーー」 最後に一言残して、ユミは大爆発を起こした--------
「ユミーーーー!!」 機械だと分かっていつつ、生きていた時と同じように愛した娘の急な別れ。 哀しみに暮れて博士は泣き崩れた。
「許さんぞ・・・!ブラックマグマ・・・ 出て来い!ブラックマグマ!!」 サンバルカンの怒りが頂点に達した!!
「行け! シダモンガー!!」 博士の哀しみを背負ってサンバルカンとシダモンガーの決戦が始まった!
次から次へと襲ってくるマシンマンはアニマルアタックでいとも簡単に蹴散らして、シダモンガーに向かって行く!
しかし、シダモンガーは頭に無数に生えるシダ爆弾をどんどん投げつけてくる! シダ毒ガスも相変わらずものすごい威力だ!
だが、ここでやられるわけにはいかない! 博士の哀しみとサンバルカンの怒りのこもったバルカンボールが炸裂!
巨大化したシダモンガーも倒し、またブラックマグマの恐ろしい計画を阻止した・・・・
たとえ機械であっても1度は愛した娘。 メカ人間のユミの墓に博士とサンバルカンがいた・・・「ユミは私の心の中に生きている・・・・」
メカ人間の感情を動かした愛の偉大さに打たれてサンバルカンは戦いの場を後にした・・・・
***********おしまい。*********12話につづく♪
みんみ。もの、おもふ。
毎回、毎回、本当に精巧に作られているダークQ。
今回はいつものような、ダークQ自身が手を下し殺人を犯したりするのではなく、あくまでも植村博士の殺人毒シダの研究を促す・・・というのが主な任務でした。
これまで、ひとつのストーリーの中で大きなウェイトを占めたダークQっていうのも初めてですね。
機械人間として、任務に忠実に従い博士の娘となり、うまいこと甘えてみたりしますが、時折見せる不気味な微笑が、ただただ娘を演じるばかりでない、メカ人間の本来の姿を現しています・・・ 怖いです。
シダッ!シダシダァ〜〜!! な〜んつって所構わずシダを植えつづけるシダモンガー。
何で「シダ」だよっ!!・・・なんて言ってる人もいるでしょうから・・・ 「select!!!! おれたちのシダ!!」(意味不明;;;)・・・というわけで。(^^)
ヘルサターン総統も言ってましたが、シダは繁殖力が強いんですよね。
だから1日でも早く人類を滅亡に導くためにはシダくらいの分布を見せてくれないとイカンわけです。
確かにゴキちゃんとかじゃ、みんなあぁやって、触ったりしないですからね。。。 まぁ、シダもあんまり触んないかな・・・??
でも、シダを触っちゃった男の子は横に生えてたきれいなお花に触ってましたから、周囲のお花も感化させる!ということで・・・
It’s グレイト! でも学校の花壇とかって実はシダって生えてませんでした?意外に自然かも。
そうそう、この毒シダ、ポスペのおやつにしました。
この毒シダは別に食べたらぱーぷりんになっちゃったり・・・とかはしないので、安心してもってっちゃってください;;;
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ただひたむきに毒シダを植えつづけるシダモンガー。
そんなヤツにバルカンスティックがばしっっっ!!! 「まってました!!」・・・1番に来たのはなんとシャークでした♪
ジョーーズアタ〜〜〜〜ック!
次は〜〜〜お!パンサーであります!! パンサーは普段こういうお手並み拝見battleでは個人技あんまり使わないですよね。
ここでも「おぉ〜〜〜っ!!」とタックル仕掛けてきました!!
最後にイーグルがたいよぉ〜〜ぱんち!!
さらに太陽キックも浴びせて、前フリbattleにしては豪華な戦い!!
しかし、しかし!! シダモンガーもまだまだ働かなくては・・・なのでシダ毒ガスを撒き散らして姿を消しちゃいます。
・・・シダモンガーがシダ毒ガスを撒く時の動き。ココリコ遠藤の「ほほほ〜い」ってみなさん知ってます??
あれ、そのまんま(^^) 分かるヒトには大笑い!!
全く別のハナシですけど、ナウマンモンガーの時もそうでしたが、パンサー、もう地面這いずり回ったりするから、スーツがどろどろ。
黄色はヨゴレが目立って、まったくおセンタクが大変なんだから・・・
植村博士の葛藤をよそに、ゼロガールズと楽しく遊ぶダークQユミ。
2話でも誘拐した子供と楽しく遊んでる・・・なんてシーンがありましたが、ユミが最後に見せたような心理が働いてるんでしょうか・・・・
とにかくこのお話、サンバルカンの活躍!!というより、機械帝国の異変。という感じでした。
この辺りからchapter11の1番重要なところが始まりますね。
マスクが剥がれて無機質な姿を晒して倒れているユミに、そっとマスクを被せます・・・
この話でユミのダークQが完成してから、不気味な笑みを浮かべたり、植村博士がユミを抱えてこっそり逃げようとする時、わざとゼロガールズに聞こえるように助けを求めてみたり・・・
機械帝国の1員としてちゃんと仕事しているように見えたんですが、ブラックマグマにしてみたら、微塵も予想しなかった現象だったはずです。
当初、このダークQの任務が「植村博士の娘になりきって、博士の毒シダ作りの研究を促す」という事でした。
この任務を忠実に遂行するが故、植村博士の死んだ娘への愛情をまっすぐに受ける事になったんじゃないでしょうか・・・
とにかくこのchapter11はこんな文才の無いねーちゃんの説明文なんかじゃなくて、実際にみなさんの目で見てほしいお話です。
ん〜・・・もしロボットに心を芽生えさせよう!!・・・なんていったらドラえもんみたいなのでない限り、まずムリですよね。
・・・というわけでchapter11のアクションシ−ンなんですけど〜・・・
気のせいかなぁ〜??って始めに思ったのが、名乗りの後の「輝け!!太陽戦隊サンバルカン!!」っていうところ。
最後に3人でポーズ決めますよね。そこそこ。なんだか違和感覚えて・・・・ おぉ??パンサーの決めポーズがいつもと違う!!
いつものポーズはパンサーの素早い感じが出てますけど、今回はなんだか強さをアピール!!
今回のアクションシーン、マシンマンとの戦いで見せた真下からのアングル!! すげぇ、かっこいいっす!!
サンバルカンの周り一面、真っ青なお空!! 輝く太陽を背負って軽やかに採石場を駆け巡ります!!(真下からだからホントに背負ってるカンジ)
今日のアニマルアクションはぁ・・・ 「すかいいーぐる!! たいよぉ〜ぱんち!!」 これ、イーグル。
「すかいしゃーく!! しゃーくじょぉ〜〜ず!!」 これ、シャーク。
シャークはさらに地面を這って、マシンマンの足をすくっていきます!
「ぱんさーくろぉ〜〜!!」 これ、パンサー。
・・・という内容でしたが・・・ イーグルの「アニマルアタックだ!!」っていう合図が入ったのは今回が始めてな気がします。
何が違うのかというと・・・ それぞれのアクションをする前にマスクのおでこの部分。
あそこがぴかぴか〜ピカピカ〜{ って光ってそれぞれの動物が出てくるのです!!そうそう!!あの名乗りの前にあるやつです!
OPの映像と名乗りの印象が強いあの動物さんですが、こういう効果的な使い方もあるんですよ!! これまたうっとり。
印象が違うと言えば・・・chapter11のアクションシーンのBGMはOPテーマでしたが、今までも何度となくアクションシーンで使われてきたOPテーマ。
しかし11話のこの曲、何だかいつもより重みがある・・・ように聞こえました。
何でかなぁ〜??っていろいろ考えてみたんですけど、今まで、いろんなタイプのストーリーがありましたが、こういった完全にしんみりモードな哀しげなお話は初めてですよね。
あえていうなら、chapter9がシャークの恩師のあだ討ちストーリー・・・っていうのもありましたが、9話は最終的に父を亡くした、こういち君に希望の光が見えた・・・っていう終わりだったので、見終わってから、「よかったよかった」モードですよね。
chapter11はエンディングまで完全に博士の計り知れない哀しみが出てましたからね。
ちょっと異色ストーリーのchapter11でした・・・